こんにちは。yuriです。
子どもが生後半年ごろから肘の内側に汗疹のような発疹が出来始め、
小児科で処方されるプロペトやワセリン、一番軽いステロイドをお風呂上がりに塗っていました。
治ったかなと思うとさらに広がったり、
夏になると汗をかいて、赤みが広がったり。
一進一退の日々でした。
知り合いにもアトピーの人がいます。
いつも痒そうで肌がカサカサしていて
見るからにアトピーだとわかるので
自分の子どももそうなるのかな、、とか思っていました。
アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎とは
皮膚のバリア機能が低下することが原因で引き起こされるアレルギー反応のこと。
私たちの皮膚は角質・顆粒層・有棘層・基底層の4層から構成されています。
最も外側にある角質層は皮膚内部の水分が蒸発して皮膚が乾燥したり、
病原体やアレルギー物質が体内に侵入するのを防ぐ働きがあります。
このバリア機能が低下し、アレルギー反応を起こしやすくなった状態が
アトピー性皮膚炎と考えられています。
バリア機能が低下した肌は
外的な細菌やウイルスにも受けやすく、
感染症をおこしてしまう可能性もあります。
また、何よりも子どもが痒そうにしていたり、
痛々しい姿になると心が痛みます。
肌を守るためにできること
①清潔に保つこと
みなさん、怪我をして血が出ている時どうしますか?
まず綺麗に洗って
血や浸出液が服について固まってしまわないように
ガーゼで保護しますよね。
アトピーも同じです。
脱風呂などの言葉がありますが、清潔が第一です。
②爪を切ってあげる
子どもの爪は1〜2日ですぐに伸びます。
爪が伸びていると皮膚を傷つけてしまいます。
せっかく治りかけの皮膚を傷つけないように
爪は2日に1回確認して切りましょう。
痒い時は掻いていいです。
みなさんが痒い時に「掻いちゃダメ!!」と言われると
さらに痒くなるし、イライラしませんか?
なんなら、無意識のうちに掻いてることありませんか?
私は「痒いよね。掻いていいよ。我慢しなくていいよ。」と言いながら
摩るように一緒に掻いてあげます。
自分で掻くと痛いけど、人にしてもらうと
気持ちいいという不思議。笑
③石油成分由来のものを使わない
これは聞き慣れない方が多いかも。
石油成分由来のものって何があるの?と思う方。
そんなもの塗ってないよという方。
実は、病院で処方されるプロペトやワセリンです。
これらが何から作られているか知ってますか?
この鳥さんがまみれている黒い廃油です。
この鳥、本当は白いんです。
でも、タンカーが座礁した海にいたため、廃油を被ってしまったのです。
この廃油を綺麗に精製して商品化されているのが
病院で処方されたり、薬局で売っているプロペトやワセリンです。
④肌と同じ弱酸性で洗う
CMで弱酸性が肌に良いのは
なんとなく知っていますか?
人の肌は基本的に弱酸性です。
しかし、汗や皮脂を落とすために
アルカリ性のボディソープや石鹸が多いです。
アトピーの肌は、お話したとおりバリア機能が低下しているため、
アルカリ性のもので洗った肌を弱酸性に戻すことができず
更に肌荒れしていきます。
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